白子筍

京都辻農園 白子筍

幻の特大極上白子たけのこ

「幻の特大極上白子たけのこ」とは

お正月が過ぎるとそろそろ筍のシーズンを迎えます。出始めは3月。4月には出盛りとなり、デパートや青果店では、春の季節の代名詞として店頭を賑わいます。実は筍は12月にも出てくるのです。それは、まだまだ小さいですが希少価値があり、お正月用として重宝されます。しかし当農園では本当においしく育つまでは収穫しません。

白子筍

「白子たけのこ」とは、文字通り真っ白なたけのこで、たけのこ全てが土の中に潜っているのを手掘りで取り出します。太陽の光を受けず、光合成をしていない分、白いのです。

竹は土の中でしっかり養分を蓄え、土中からほんの少し芽を出した瞬間、光合成が一気に始まり爆発的に驚くほど早く成長します。光合成が始まった瞬間からシュウ酸やホモゲンチジン酸も一気に生成され、これがエグ味の原因となります。竹にとっては成長過程で欠かせない栄養成分ですが、人が食べるには食味は悪くなります。

白子たけのこはエグ味成分が少ないから身が柔らかく、梨のように甘く、生でも食べることができる貴重なたけのこです。だから京都でも料亭やホテルなどで好んで使われる高級食材なのです。

白子筍

「白子たけのこ」は芽が土中に潜っているあいだに掘り出すもので、土の上から、潜っているたけのこを見つけるには熟練の技が必要です。

このような貴重な「白子たけのこ」は大きいものでも30cmくらいまでしか普通は育ちません。理由は竹の根は30cmくらいの地下を横に這うように張ってゆく性質があり、土の底深へは張っていかないのです。そんな根から出てくる白子筍はおのずと20cmくらいの大きさのものしか採れないのです。
京都の筍名産地の長岡京で採れる白子筍も同じ大きさのものです。

当農園農法では50cm以上の特大「極上の白子たけのこ」が量産できます。
土の中に潜っていて、どうしてこんなに大きな白子たけのこが生産できるのかしかも偶発的にできたのではなく量産ができる農法を持っています。
それは、根を深くする長年積み上げた土作りのノウハウにあるのです。当農園の断面をみていただいたらわかるとおもいますが、根が深く張っています。
この土作りが特大の「極上白子たけのこ」をつくるのです。

「京都老舗料理店との出会い」

白子たけのこは大きい方が甘みも強くおいしいのです。

昨年、京都の老舗料理店へ持って行きましたが、京都の有名料理店の料理長でさえもこんな大きな白子たけのこ見たことない。と言っていただけるほど。これほどインパクトのある白子たけのこは、和食の本場、京都でも幻といわれる所以です。

石清水八幡宮の男山の竹林で育った「神様がくれた筍」

京都辻農園 白子筍当農園農法で育つ竹林環境は、空気、風、太陽が当たるように、竹の間引きを丁寧に行い庭園のように竹林をクリエイトします。自然の恵みを十分に受け、神様の森で育った筍は神々しいほど白く立派に育ちます。

農作物は土作りが命です。筍栽培も竹が成長するほどに、土のエネルギーを吸収します。筍も土のエネルギーをもらって成長する分、消費したエネルギーは、次年の成長のために補給してやらねばなりません。放置すると土は固くなり病気に弱い土壌になります。

当農園では、竹が消費した分だけを自然の肥料をプラスして、土のエネルギーをもどす好循環で土をつくります。また根を深くするために、長い年月をかけて土を積み重ねて、筍に好ましい竹林をデザインして行きます。

こうしてたけのこは力強く養分を蓄え春を待ちます。
当農園ではこのたけのこを「極上 石清水 特大白子たけのこ」と命名しました。

「白子たけのこ」ならではのおいしい食べ方

①お刺身たけのこ

身が柔らかく、エグ味がなく、梨のように甘いたけのこだからこそ、生で召し上がっていただきたいです。生のまま薄くスライスして刺身醤油やポン酢でどうぞ。

白子筍

②焼きたけのこ

たけのこを10cmくらいに切って、ガスコンロで軽く焦げ目がつく程度焼く。柚味噌に山椒葉を添えて召し上がってください。

白子筍
白子たけのこ 焼き筍

③たけのこのしゃぶしゃぶ

薄くスライスしたたけのこを、サッとしゃぶしゃぶでいただく。春を満喫する料理の逸品です。

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。